Q1. 現在の事業内容について教えてください。
いまは個人起業家の方や、企業の社長様のSNS運用の支援、集客を強化していきたいという方々の支援をさせていただいています。
その手段としてSNSを使ったり、私は外注化とAIの活用を得意としているので、外注を使って、社員を雇わずにビジネスを回していけるような仕組みづくりのお手伝いをさせていただいています。
もともと私はプロボクサーで、最初に起業したときは、ネクストラウンドという屋号でパーソナルトレーナーとして活動していました。いろんなことがあって、いまはこういった事業をさせていただいています。
Q2. 同じような支援をしている会社との違いは、どこにありますか。
私自身、SNSを運用していて、自分のInstagramのアカウントが止められてしまったり、5000人ぐらいいたLINE公式アカウントが止められてしまったり、YouTubeチャンネルが止められたりということを経験しています。1000本投稿していたものが、ということもありました。
プレイヤーとして実践する中で、挫折や苦難があったんですけれど、その中で、一つのプラットフォームに頼るとどうしても立ち直りが厳しくなると思っていて。私は常に、複数のSNSを運用していこうという考え方でやっています。Instagramの専門家、Facebookの専門家というよりも、複数のSNSをうまく回していくところを強みにしています。
ただ、複数のSNS運用を社長一人でやろうと思ったら、なかなか大変です。そこで外注化という選択を取っています。
世間一般でいう外注や運用代行となると、費用が結構かかると思うんです。代行会社に依頼すると、Instagramで月10万円、月20万円といったところですよね。私の場合はクラウドソーシングのサイトを使って、相場の10分の1以下で運用しています。実際に、外注費を月5,000円程度に抑えながら自社運用し、月200リスト以上を獲得したこともあります。
複数プラットフォームの運用と、低コストでの外注化。そこを一番の強みとしています。
Q3. 理念やビジョンについて教えてください。
私は最初から経営者になりたかったというのは、正直無かったです。
中学時代にさかのぼると、すごくいじめられっ子で、気持ちも体も弱くて、自分に自信がありませんでした。そこから、ちょっと体を強くなりたいな、心を強くしたいなと思ってボクシングに挑戦して、頑張っていくとプロボクサーになれて、試合もして勝てるようになりました。
高校は、実はやんちゃばかりして中退した経験もあるんですけれど、そんな私でも、もう一回変わりたい、もう一回頑張りたいと思って理学療法士の専門学校に行って、首席で卒業して資格も取ることができました。
英語が苦手で、英検5級にも不合格になったことがあります。そこから、しゃべれるようになりたいと思って留学したり、独学で勉強したりして、いまは話せるようになって、海外の友達もたくさんできました。
もう一つ誇れる実績としては、会員数約200万人、講師約5万人の『ストアカ』で、全国ナンバーワン講師になったことがあります。デビューする直前は、パーソナルジムをやっていたのですが、コロナでジムが倒産してしまって、収入も本当に一文なしになって、借金もして。そのどん底から挑戦して、全国一位になれました。
挫折があって、挑戦して、いまがある。そういうことを繰り返してきたので、自分だけじゃなくて、いろんな方の挑戦を応援したい。コンプレックスやマイナスの部分をプラスに転換して、「やればできるんだ」というところを応援したい。
理念としては、皆さんの挑戦を応援したい。挑戦すれば必ず未来は変わる、というところを伝えていきたいと思って活動しています。
Q4. 経営者になられた経緯を教えてください。
目の前のことに一生懸命頑張っていたら、なっていた、というところなんです。
もともとはパーソナルトレーナーとして個人事業主でやっていて、その時は本当に、ダイエットのお手伝いができたら、自分のスキルを生かして人のお役に立てればいいな、と思っていました。大きな夢も特になく、自分ができることをやっていたんです。
それでコロナでジムが倒産してしまって、どうしようかなと。経営どころか、自分の生活を何とかしないといけないと思ったので、とにかく発信して、とにかくセミナーの講座をやって。そうするとお客さんが増えていって、事業が成長し、売上も大きくなってきたタイミングで法人化しました。
なので、いま大きなミッションがあるとか、世の中を変えたいとかは、正直あまりないんです。目の前のことを一生懸命取り組んで、お客さんが改善したり、自分の夢を実現していくと、少しずつ成長できているなと感じています。いまは本当に、目の前のクライアントさんのサポートを全力でするというところが、経営をしている中で一番大事なことなのかなと思っています。
Q5. これまでで一番の「どん底」と、そこから変われたきっかけを教えてください。
コロナのタイミングで、パーソナルジムが閉まって、本当に次に何をやればいいか分からないという状態でした。そのタイミングで、いまの妻と結婚したんです。
来月養うお金もないし、結婚したから家も借りないといけない。築60年ほどの、家賃5万円ほどの家に住んで、翌月どうしようと。借金も初めてして、怖いな、と。そこがやっぱり、自分の中の一番のどん底だったなと感じています。
乗り越えられたのは、とにかく目の前のことに一生懸命取り組むということ。それはボクサーの時から培われていたのかなと思っています。とにかくやり続ければ何とかなる、というのはすごく思っていて。いまのクライアントにも、諦めずにやれば変われる、ということは強く伝えています。
ただ、間違った方向に一生懸命努力してもやっぱり良くないので、ちゃんと正しい道を進んでいけば、目指すところに到達できる。それはすごく感じています。
Q6. 仕事をする上で大切にしている価値観は何でしょうか。
諦めずに淡々と、というところですね。どうしても感情的になってしまいますけれど、なるべく感情的にならない。とにかく淡々と、やるべきことをやり続ける。それが一番大切かなと思っています。
経営も人生も、良いこともあれば悪いこともあると思うんですけれど、悪い時こそ淡々とできる、平常心を保つということがすごく大事かなと。基本的にネガティブにはなりたくないので、ピンチの時でもポジティブに考えることは常に意識しています。
クライアントに対しては、コミュニケーションを大事にすること。そして、出会ったご縁を大切にすることです。
私の中ですごく葛藤だったのが、こちらが一生懸命になっても、相手が諦めてしまうことが正直あって。そこは自分の中で悲しいというか、どうしたらいいのかなと悩んでいたこともあったんです。
これまでは講座という形で、集客のやり方やノウハウをお教えしていたんですけれど、最近はそういう方が少しでも減るように、伴走支援という形も始めました。半分は私がアカウントに入らせていただいて、一緒に伴走していきましょう、というサービスです。
せっかく出会って、せっかくお金もお支払いいただいて、せっかく一緒にやるといっていただいたので、最後まで一緒に乗り切りたい。挑戦して、それを続ければ必ず成果は取れるので、そこまで一緒にやっていきたい。諦めたくない、というのはありますね。
Q7. 今後の展望や目標を教えてください。
より多くの方の挑戦を支援していきたい、というところです。そのためには、商業出版やSNSなどを通じて認知を広げ、自分のことを知っていただくきっかけを増やしていきたいと思っています。
今年の11月に、SNS集客について書いた本を商業出版します。こういった書籍を広めていって、まず私の存在を知っていただくきっかけを増やしたいなと思っています。
課題もあります。いまは複数のプラットフォームを活用して集客を自動化していて、毎月200リスト前後を獲得できているのですが、そこからさらに顧客を増やしていくとなったときに、広告という手段を使ってみたり、商業出版で多くの方に広めていったり、これまでとは違うことをやっていかないと到達できないのかなと。SNSのフォロワー数を10倍にして、認知を高めていくこともやっていくべきかなと考えています。
あとは、しっかり稼いで納税し、社会に貢献するというところも、いままで考えたこともなかったことなんですけれど、少しずつ稼げるようになって、やっと言えるのかなと思っています。
Q8. これだけは譲れない、という思いを聞かせてください。
必ず自分が実際にやって、自分が成果が出たものだけを、再現性高く教えていくということです。
机上の空論というか、自分がやっていないことを知識として得て、それを横流しするのではなく、必ず自分がやる。そこはすごく大事にしています。
クライアントさんからも、「実際にやって成果が出たことを、そのまま再現性高く教えてくれるからすごく良かった」という声をいただきます。自分がまずやって、良かったものを提供する。それは、すごく大事にしていることかなと思っています。
著書について
【新刊】『SNS集客の教科書 完全版 複数SNS×AI×外注で売上につなげる仕組み』
著者:いむ先生/出版社:日本実業出版社/発売予定日:2026年11月19日
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4534063113
【既刊】『ストアカ、LINE、インスタ集客で売れるオンライン講師になる方法』
著者:いむ先生