Q1. 現在の事業内容について教えてください。
弊社はWEBマーケティングの支援をしている会社です。業務内容としては、まずWEB広告。動画系が得意なんですけれど、広告と、あとは公式LINEなどを使ったリストマーケティングを支援させていただいています。
特徴としては、広告代理店って結局CPAまでしか追わないパターンが結構あると思うんです。うちは広告を出して、その後、公式LINEできちんとナーチャリングして、売るというところまで支援させていただくことが多い。そこは結構喜んでいただくことが多いかなと思います。集客面と教育面の両方を巻き取ってやらせていただくので、そこでバリューを発揮できるかなと。
Q2. 業界内での強みはどこにありますか。
いま申し上げたことを、まるっと引き受けられるところが、まず強みだと思ってやっています。
もうひとつは、弊社が群馬県高崎市で会社をやっているということですね。地元の中小企業の社長さんたちと、いろいろ施策をすることがあるんです。そんな中で感じるのは、地方の中小企業の課題感ってすごく多岐にわたっているということ。基本的には、その会社さんにカスタマイズして提供していかないと、仕事が成り立たない環境なんです。
だから、じゃあこれが必要ですね、こんなことをしたほうがいいですね、と。その会社に合ったマーケティング施策を提案していける。そこが強みかなと思っています。
実際に、ある企業さんでは、支援を始めて半年で6,000万円の売上に貢献することができました。
Q3. 理念やビジョンについて教えてください。
ミッションとして掲げているのは、「変化を味方につけ、企業と社会の成長を加速させる」ということです。
感覚値としてなんですけれど、自分の殻に閉じこもっていて、挑戦しない人がたくさんいるなと思っているんです。挑戦しないというと少し語弊があるかもしれませんが、外に出ていない人。そういう人を外からノックして、外に出してあげたい。それは結構、自分の中にあるんですよ。
というのも、私は10年ほど地元で小学校の教員をしていて、新しいことにチャレンジしたいと思って始めたという自分の経験値があるので。そうやって変化していくことって、すごく大事だなと思っているんですね。
でも、いろいろ我慢して「いまこれはできない」「あれはできない」と言っている人が結構多いかなと思っていて。そういう人たちを殻から出してあげたいな、と思っています。
クライアントさんと一緒に変化していって、そのクライアントさんの事業とか、社会の成長、はたまた個人の成長を共にしていければいいなと。そのために、一社一社に本当にカスタマイズしたものを提供する、というところを軸にやっています。
あとは、単純に地元がすごく好きなので、そういう気持ちももちろんあります。
Q4. 経営者になられた経緯を教えてください。
もともとスポーツ畑の出身で、アルペンスキーをやっていました。中学、高校、大学とずっと続けてきたんです。
大学4年で卒業するというときに、国が主導でトップアスリートを育てようという流れがあった時期がありまして。そのときに群馬県もその事業を始めることになって、群馬県スキー連盟が「うちもやります」と手を挙げた。県の事業だけれど、運営はスキー連盟がやる、という形で。
私はたまたま大学4年でしたので、「卒業したら帰ってきてコーチをやってほしい」とスキー連盟に言われまして。悩んだんですけれど、そんなに必要としてくれるのなら一回やるか、と思って地元に帰りました。
そこから、小学校の教員をしながらスキーのコーチをするという生活が続きます。
Q5. そこから、どのように起業へ向かったのでしょうか。
コロナと同じくらいのタイミングでした。長い年数トップでやってきて、このチームはコーチを引き継いだほうが大きくなるかな、という感覚が自分の中にあったので、チーフコーチを引き継いだんです。
そうしたらスキーの仕事が本当に少なくなって、学校の仕事だけになりました。コロナも重なっていたので、すごく手持ち無沙汰になってしまって。一種の燃え尽き症候群のような感じになったんですね。このまま小学校の教員だけをあと30年続けるのは、しんどいな、と。
それで、何かできることはないかと思っていろいろ動き始めたときに、たまたまLステップがすごく流行り始めた時期だったんです。4、5年前くらいですかね。たまたまその時期に公式LINEを使ってマーケティング支援をしているという人に出会ったんですけれど、当時は「LINEが仕事になるんですか」という感覚でした。
そうしたら、地元の高崎で店舗を立ち上げようとしている方がいて、その方とLINEマーケターの方が知り合いだったんです。私はそのLINEマーケターの方にLステップを教えてもらっていたので、「店舗を立ち上げるなら、住谷くん、作ってみれば」と言われて。実践で学べるならぜひやりたいですと、その店舗の公式LINEをLステップで作りました。それがLINEとの出会いです。
そこからその店舗とやり取りをする中で、クライアントさんがいて、いろいろ話して、売上を上げるためにこうしましょう、ああしましょうと施策を打って、売上が上がったね、変わらなかったねと一喜一憂する。それが結構面白くて、これは自分に合っていそうだな、という感覚が自分の中にありました。
とはいえ公務員でしたから、周りに起業する人も転職する人も一人もいなくて、情報もない。どうやってやればいいんだ、というところで勉強していたんです。そうしたら、SNSでフォロワーが結構いるのにマネタイズできていない人がめちゃくちゃいるんだな、ということが見えてきた。そして自分はLINEもできる。「あれ、いまこの仕事はLINE一択じゃん」と気づいたタイミングがあって。これなら食いっぱぐれなさそうだなと自分の中で感覚値を得て、いけそうだなと思って辞めて、起業したという感じですね。
Q6. 教員・コーチの経験と、いまの仕事はつながっていますか。
これは最近言語化できたことなんですけれど、私はスポーツを教えるのが得意だったし、楽しかったんです。うちのチームを卒業して全国優勝した子が出たり、世界大会で勝った子もいたりして。コーチとして、自分の感覚の中では得意なんだろうな、というものがありました。
それとLINEマーケティングが、結構似ているんですよ。
子どもたちを教えて、データを取って、練習に連れて行って、そこの環境を調整して、大会に連れて行って、勝った負けたで一喜一憂する。それと、リストマーケティングをして、クライアントと話して施策を打って、うまくいったね、いかなかったね、と一喜一憂する。ここがきっと面白くて、得意なところだったんだろうな、というのが最近わかってきました。
教員の仕事って、外に出ると役に立たないと言われることが多いんですけれど、そんなことはないな、と思っています。
Q7. 仕事をする上で大切にしている価値観は何でしょうか。
変化していかないと生き残っていけないな、というのは常にあります。変化していくマインドを、私自身も、私の周りの人たちも持って、一緒に変わり続けながら進んでいきたいなというのが、一番の価値観ですかね。
いま一緒にやっている人たちは、一言で言うと、しっかり真面目に仕事をやってくれる人たちなので、すごくありがたいなと思っています。
それから、これは支援するクライアントさんについてなんですけれど、無形のコンテンツって、結構怪しいと見られがちなところがあると思うんです。とはいえ、すごく生活を豊かにするものだなと思うんですよね。だから、そんな魅力を一緒に伝えていける人と仕事をしたいな、と思っています。
目立ってしまうものはありますけれど、本当にその人のことを良くしようと思ってやっている人たちがいっぱいいるので。そんな人たちをしっかりと発信してあげたいな、と思っている感じですかね。
Q8. 今後の展望と、譲れない思いを聞かせてください。
あまり未来志向ではないというと語弊がありますけれど、いまを面白がって生きていきたいな、というのが自分の中にあります。
いますごく楽しいのはマーケティングの事業ですし、ほかにも、研修会社をやりたいなとか、自分のブランドを持ちたいなというのがあるので、そういうものを一つ一つコツコツこなしていけたらいいな、と思っています。
ブランドについては、私がスキー出身なので、スキーのブランドを作りたいんです。スポーツの業界って、マーケティング施策があまり手が入っていない、旧来のやり方でやられてきたものが多いので。そんな中で、自分のアイデアを試していきたいなというのがあります。
ブランドを作りたいというより、一つのハブとして自分のマーケティング施策を試したい、という感覚に近いですね。ゲームをクリアしていくような感覚を、いろんなところで試したい。いろんなゲームを立てて、いろんなゲームをクリアしていきたい。そこが楽しいという感じですね。
譲れないものでいうと、いますごくメンバーに恵まれているなと思っているので、このメンバーと、いい人と気持ちよく働いていきたい。ここはずっと軸にして、これからも仕事をしていきたいなと思っています。
もうひとつは、うちはマーケティングを支援することが多いので、方法が分からなくて埋もれてしまっているものが、世の中にはたくさんあると思っているんです。そういうものを世の中に出すお手伝いを、しっかりとしていきたいなと思っています。