Q1. 現在の事業内容について教えてください。
弊社はいま3期目に入ったところになりますが、主な事業は、企業のマーケティングPR・広告宣伝事業です。
そして特に力を入れているのが、研修事業。研修は、新卒社員からリーダーシップまで、階層別のトレーニングを行っています。
私自身、マーケティング・営業戦略の立案と実行を得意としてきましたので、チラシ1枚から戦略に寄り添って制作することをモットーとしています。
そして、「一人で全部やる」広告宣伝もやってきたので、1言っていただければ10、きちんとディレクションしてお返しできる自負があります。
そのうえで、これから伸ばしていきたいのが研修事業です。
Q2. 研修事業に力を入れる、その原点は。
実は、研修講師には昔から憧れがあったんです。
1社目・2社目で受けた新卒研修や階層別トレーニングの先生のインパクトがものすごくて。
傾聴力やロジカルシンキングを教わり、今でも顔を思い出せるくらい、その後のキャリアに大きな影響を与えてくださった。
いつか自分もこういう講師をやりたい。それがずっと夢でした。
だから、マーケティング会社としてスタートはしていますが、研修業への憧れがずっとあって、いまそこに向けて頑張っている。
そのために本を書いたり、Xで毎日投稿したり、講師紹介のプラットフォームに登録したりしながら、少しずつ講師歴を重ねています。
Q3. 業界内での強みはどこにありますか。
私のキャリアは営業上がりで、電話・アポ・飛び込み訪問といった新規開拓営業をB2Bでずっとやってきました。
営業課長、営業マネージャー、事業部長と経験し、30歳くらいのときにMBAを取得。
外資系企業ではマーケティングマネージャーも務め、最終的には子会社で執行役員も経験しています。
だから強みは、泥臭い営業の現場と、頭脳的なマーケティングの両方を融合させて話せること。
30代前半から部下を持ち、Z世代の若手も50〜60代のシニアも指導してきた。
世代の板挟みのなかでどうリーダーシップを効かせるか、試行錯誤してきた具体例を挙げながら話せるのが、他にはない強みだと思っています。
Q4. 会社の理念について教えてください。
社名の「ユイ」は結ぶ、「ブリッジ」は橋です。
橋をかけて結びつけて、世界を変えていく。セールスとマーケティングの力を打ち出したいという思いを込めています。
研修も、自分一人でできる範囲は限られますが、教育を通じて多くの人に届けられれば、個人の成長、会社の成長、ひいては社会の成長につながる。
研修はセミナーのような一方通行ではなく、実践的なワークショップや「考える作業」を通じて体に落とし込むもの。
戦略から実行まで寄り添い、最終的にちゃんと結果を出せる。そこを価値として大事にしています。
AIで分かることはAIで、本で分かることは本で。
でも実際のロールプレイやその場の気づきの共有は、研修ならではの醍醐味です。
Q5. 仕事をする上で大切にしている価値観は。
人と人との仕事を大事にしています。
価値観が合うか、空気感が合うか、「この人と仕事したい」と思えるか。数字だけでは測れない部分があるので、きちんと話すことを大切にしています。
クライアントもパートナーも、価値観が合う人と一緒にやりたい。
安く請けてくれる人もいますが、それだけだといいものは作れないし、結局時間もかかってしまう。
だからこそ、きちんと向き合って話すことを意識しています。
Q6. 今後の展望と、いま感じている課題を教えてください。
研修事業は3か年くらいで考えていて、まずは年間20〜30講演をコンスタントにできる形を目指しています。
研修講師会社や直接の引き合いから少しずつ機会をいただけるようになってきました。
将来的には、会社として年間100〜200件を回せるようにしていきたい。
50代、60代になっても第一線で自分が喋り続けられる存在でいたい。それが長期的な展望です。
課題は、本気で広げようとすると時間と人手が足りないこと。
ただ急いではおらず、じっくりやっていければと。
この仕事で大事なのはコンテンツと、講師=演者としてのスキル。
先輩の先生方から学びながら、時間をかけて磨いていきたいと思っています。
著書について

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組織・顧客・未来を動かす、営業利益を高める営業だけがやっていること。市川さんが自身の経験をまとめた一冊です。