INTERVIEW

自分がどのキャラクターか、分かっていますか。

永守 泰蔵 永守泰蔵の算命学 代表
永守泰蔵さん

消防士として7年。そこから整体師として独立し、東洋医学の隣にあった東洋の占星術へ。算命学の鑑定を始めて15年、これまでに1000人以上を見てきた永守泰蔵さん。鑑定を「マリオカート」にたとえ、まずあなたがどのキャラクターなのかをはっきり伝える。そして、当てて終わりにはしない。「結局、金目当てか」とだけは思われたくない、と語るその理由をうかがった。

Q1. 現在の事業内容について教えてください。

算命学の鑑定を、15年ほど前から続けています。

勉強自体はもう18年ほどになりますね。3年ほど学んで、そこから少しずつやらせてもらうようになりました。15年ほど前にホームページを立ち上げて、そこから来ていただく形です。

算命学というのは、東洋の占星術です。

占星術には西洋と東洋があって、西洋は星座を使います。東洋の場合は、生まれた日がそのままエネルギーなんですね。干支を使うのですが、それはもうエネルギーそのものなんです。そのエネルギーから、その人の性格や運命を見ていきます。

Q2. 鑑定を受けると、どんなことが分かるのでしょうか。

よく使うたとえなのですが、マリオカートで言うと、その人がマリオなのかクッパなのか、ということです。

自分がどのキャラクターなのか全く分からない状態で、みんなマリオカートをやっているんですよ。クッパにはクッパなりの良さがありますし、もちろん短所もある。でもそこが分からないから、何ならむしろ、無いものねだりをしてしまう。クッパなのにマリオみたいに走りたがるんです。それで失敗してしまう。

だから、「あなたはこのキャラクターですよ」とはっきり言ってしまいます。

算命なので、そう言われても相手は嫌な気持ちにならないんですよ。僕の主観ではないので。「あなたはパワーがないから、パワー勝負では負けますよ」と言ってしまう。そのほうが、マリオカートはやりやすくなるじゃないですか。

弱点を知っている人ほど、強い相手はいないですから。それを知らないままもがいているほうが、よほど苦しいと思います。

そして最終的なゴールは、その先にあります。まず自分がどのキャラクターかを知って、マリオカートが上手くなる。上手くなってきたら、今度は「マリオカートというゲームは、何のためにあるのか」というところまで入っていく。そこが本当の、究極の算命だと思っています。

これまでの鑑定人数は、正直はっきりとは分かりません。最初の頃はイベントで10分程度の鑑定もやらせてもらっていたので。ただ、そういうものも含めれば、ざっくり1000人以上は見てきていると思います。

とにかくいろんな人を見させてもらって、算命で言っていることが本当に合っているかを確認する作業でした。ある程度自信がついてきたので、きちんとお金をいただいてやらせてもらうようになった、という流れです。

Q3. 同業のなかでの強みはどこにありますか。

22歳のときに公務員になって、消防士を7年やっていました。

経済的には結構恵まれていたんです。でも、やりがいというところがちょっと足りなくて、7年間もがいていました。だから、仕事のことで悩む気持ちがよく分かる。しかも、ただ負けている状態というだけではなくて、そこには微妙な差があるじゃないですか。そこに共感しやすいというのはありますね。

ガチガチの固い組織から、いまは個人でやっている。自分自身のキャリアにそういう幅があるので、理解しやすいのだと思います。

もうひとつは、さっきお話ししたことです。マリオカートで言うキャラクターを理解するのが、あくまでスタートライン。そこから「マリオカートとは何なのか」というところまで、自分が一番興味がある。そこまで導くお手伝いができるのが強みですね。

Q4. 理念やビジョンについて聞かせてください。

キャラクターからスタートして、余裕が出てきたら「このゲームは何のためにあるのか」というところまで行く。そこまでのお手伝いをしたい、というのが理念です。

そのためには、まずマリオカートが上手くなってもらわないと困るので、徹底的に上手くなってもらいます。本当に楽しい、究極の気づきがあるのはその後なので。

かつて言うと、お釈迦様やイエス・キリストが気づいたことなんですよね。そういう本当の気づきまでのお手伝いが、一番面白いと思っています。

社会的に成功するだけでは、やっぱり満たされない部分ってあるんですよ。地位も名誉もお金も、何を得てもどこかで満たされない。そこをどうやって突き破っていくか、というところです。

みんな最初は「BAD DREAM」から始まります。八方塞がりな状態ですね。そこから「HAPPY DREAM」、少し楽しい夢を見始める。でも、それでもどこか満たされない。じゃあそれは何なんだ、と。

だから、当てる・当てないというところで終わるつもりは全然ないんです。その階段を登っていく。やっているところがあまり少ないので、自分のミッションだと思っています。

Q5. この道に入られた経緯を教えてください。

スタートは整体師です。いまも続けています。

3年間見習いをやって、33歳くらいで独立しました。整体は東洋医学ですよね。そして東洋医学と東洋の占星術は、兄弟みたいなものなんです。独立していれば、東洋医学をやりながら東洋の占星術もできる。それで算命もやれるようになった、という流れです。

一般的には、整体をやりながらいきなり算命なんてやったら怒られてしまいます。独立して、ようやく自分が勉強してきたものを披露できるようになった。整体で独立して2年目か3年目には、もう算命もやっていましたね。

そもそも目に見えない世界には、22、23歳の頃からずっと興味がありました。片っ端から勉強したんです。その中で算命学をかじってみたら、自分自身にすごく当たっていて。これはすごいな、と。

見えない世界を学ぶきっかけとして、算命学はすごく面白いんですよ。思いっきりちゃんと当てて、「これは面白い」と思ってもらわないと意味がない。そうすると、目に見えない世界のことが少し入ってくるじゃないですか。そこが一番大きいですね。

Q6. 仕事をする上で大切にしている価値観は何でしょうか。

自分自身が、目に見えない世界のことが本当に好きなんです。大好きなので、日々ずっと研究しています。

ただ、本当に難しい世界なんですよ。それをどれだけ簡単にお伝えできるかというのが、一番のテーマですね。ある意味びっくりさせてあげて、「目に見えない世界って、こんなことになっているのか」とショックを与える。それが僕の役目だと思っています。

そのためには、めちゃくちゃ当てないとダメじゃないですか。そこはいつも心掛けています。

目に見えないものは信じない、という方も多いですよね。でも、目に見えないところに手を出さないと先に進めなくなる状況が、人間には必ず出てくるんです。それはある意味チャンスなので、悩んでくれていたほうがいいくらいです。

実は、順調なときも心の底では怖いんですよ。いつか順調ではなくなるのが怖いじゃないですか。順調なときも、順調じゃないときも、実は怖い。ただ、順調なときは怖いから扉を開けたくない。順調じゃないときは、扉を開けてでも這い上がってやろうと思うので、入ってきやすいんです。だから、そのときに思いっきり引っ張り上げる。

一回入ってくれれば、結構面白い世界なので、行くところまで行けます。

Q7. 今後の展望と、いま感じている課題を教えてください。

算命という世界から始まって、どこまで深く本当のことを理解していくか。それしか考えていません。

毎日ずっと研究していて、鑑定を受けてくださる方と一緒にどんどん成長していく。どこまで深いところまで潜っていけるかが、ずっとテーマです。自分の発信する内容が深くなっていけば、求めてくださる方のレベルも当然上がってきますから。

発信は、WordPressのブログとnoteでやっています。

十何年前、YouTubeが流行り始めたときに、向いているかもしれないと思ってやってみたんです。でも全然エンジンがかからなくて。これは向いていないなと思って、文字に戻しました。Xのような短い文章もスイッチが入らないんですよ。長文が一番、自分にはガーッと入ってくる。それで自己完結でやるのはそちらだけにしよう、と決めて続けています。

マニアックな情報を分かりやすくするのが、自分が得意なことだと思っています。内容としては難しいのですが、それを求めている人とやっていく。算命についても、ご本人が少し勉強しているけれど分からなくて調べてみたら僕の記事が出てきた、という方が多いですね。

課題は、自分自身の中でまだピンときていないところを、どうやって消していくかということです。

一般の経営者の方だと「もっと発信をどうしたら」といった課題があると思うのですが、僕の場合は、自分が分かっていないところを消していく作業が日々の課題という感じですね。ブログやnoteでの発信は、いま自分がどこまで分かっているかを確かめる場でもあります。反応がすごく分かりやすいので。

Q8. これだけは譲れない、という思いは。

本音の本音を言うと、目に見えない世界に引きずり込みたいんです。

でも、怪しい世界じゃないですか。怪しいからこそ、「結局、金目当てか」とだけは絶対に思われたくない。自分が好きな分野なので、嫌な印象で終わってほしくないんです。

だから僕は基本的に、算命は1回で終わらせるつもりでやります。そのくらいまで詰めてしまう。

占いの世界は、ものすごく商売になる分野なんですよ。不安を煽ろうと思えば、いくらでも煽れる。依存させることもできてしまう。それだけは絶対にやりたくない。僕がこの世界をすごく好きだからこそです。

算命学は、あくまで入り口だと思っています。目に見えない世界のことが分かってくると、生きているのが楽になるんですよ。みんな目に見えるところで一生懸命もがいて生きているので、なんとかそこから救ってあげたい。その気持ちが一番強いですね。

そこでお金お金とやってしまうと、思いっきり現実じゃないですか。やっている意味がなくなってしまう。

PROFILE

掲載者・会社情報

会社名
永守泰蔵の算命学
氏名
永守 泰蔵
役職
代表
所在地
東京都世田谷区代沢
事業内容
算命学鑑定

NEXT STEP

掲載や発信のご相談も受け付けています。

インタビュー掲載や協業・広告のお問い合わせは、専用フォームからお気軽にご連絡ください。

お問い合わせへ